日本応用老年学会LLP
ジェロントロジーの世界 ジェロントロジーが超高齢社会を変える

ジェロントロジーの役割が高まっています

Gerontology Must Be Deployed Now!

わが国で、2015年に4人に1人が65歳歳以上という世界一の超高齢社会が到来します。「世界の高齢化推移」グラフに明らかなように、他国と比較してきわめて早いスピードで高齢化が進みます。

世界の高齢化率の推移

にもかかわらず、わが国の高齢化に対する科学的な考え方や施策、対策、意識は欧米に大きく遅れているのが現状です。企業においても、地球温暖化や環境、エネルギー、資源といった問題にはたいへん関心が高いのですが、高齢社会をビジネスという立場から考えることは、医療、介護などのサービス、高齢者向け機器や食品など一部を除けば、皆無だといって過言ではありません。

教育や政治、産業などで、高齢社会に対する科学的な取り組みがなされていない原因の一つは、高齢社会の問題が驚くほど多岐にわたっていることにあるといえます。高齢社会の問題といえば、「ジェロントロジーの世界」に示すように 経済、制度、産業、介護、健康、医療、倫理、衣食、住居、生活、仕事、環境、といった幅広い領域にかかわってきます。

ジェロントロジーの世界

このように問題が輻輳しているゆえに、さまざまな学門分野を横断的に研究するジェロントロジーが問題を解決する上で力を発揮します。しかし、わが国の社会風土は、専門分野を超えて活動することを困難にしています。

日本応用老年学会をはじめ、さまざまな研究機関で行われた研究成果や、海外での制度や事例、研究などに関する情報を集め、利用できるような取り組みがいま求められているように思われます。